COLUMN
コラム 〜マラソン豆知識〜
日々マラソンやランニングを実施しているランナーの皆さんは、ランニングシューズも自身にあったものや、お気に入りの物をお使いかと思います。マラソンやランニングはかなりの衝撃が足にかかるため、クッション性があるランニングシューズは必要不可欠なアイテムになります。
そのままのランニングシューズでも問題ないのですが、シューズの中にあるインソールを意識された事はありますでしょうか?
ベテランランナーほど意識して頂きたいのが、このインソール。足への衝撃をより緩和することもそうですが、マラソンのタイムにも影響するくらい重要なものになります。
ランニングをダイエット目的や健康管理の一環として行なっている方も多いと思います。そんな中、足に痛みがでて中断してしまった経験がある方もインソールを一度見直してみてもいいかもしれません。
今回はそんなメリットが多くあるインソールについてご紹介していきます。
マラソンやランニングの際に足にかかる衝撃については違う記事でもご紹介しておりますが、衝撃自体を足の裏だけで吸収しているわけではなく、 衝撃が伝わる膝や腰でも吸収しています。
この衝撃吸収をあまり意識せずに走りこむと、膝や腰までも故障する可能性があります。いかに着地したときの衝撃を吸収するのかがカギになってくるわけですが、まず真っ先に考えるのはランニングシューズです。人にはそれぞれ足の形があるため、市販のランニングシューズでは合う合わないがどうしても出てきてしまいます。
そんなランニングシューズにお悩みがある方はもちろん、足などを故障してしまった方、また故障を事前に防ぐためにも注目してほしいのがインソールなのです。
インソールといっても様々なものがあるのですが、ここでご紹介していくのは『ランニングインソール』となります。
インソールとは簡単に言えば中敷きの事になるのですが、ランニングシューズ自体軽い方が足への負荷は少なくなり、衝撃も少ないとされています。ただし、軽い分着地の際の衝撃吸収効果はなくなってしまうので、それを補うためにもランニングインソールが必要になってきます。
ランニングシューズには必ず中敷き、インソールが付いてきますが、始めはそのまま走ってみて、何か足に痛みや違和感を感じれば一度インソールを別のものに変えてみてもいいかもしれません。
足の形自体人それぞれですが、理想の形としてはできるだけ軽いランニングシューズを選択し、吸収力を高めるために機能性の高いインソールを自身に合わせて調整してみるのがおすすめです。
では実際にインソールを交換した際に具体的に得られるのは衝撃吸収力だけなのでしょうか?他の効果と選び方のコツをご紹介していきます。
これは先にもお伝えしましたが、ランニングインソールを取り換えることでクッション性が向上するため、その分衝撃吸収力が上がります。ランニングやマラソンにおいてはかなりの衝撃が足にかかるので、衝撃をランニングインソールのクッションで吸収すれば衝撃もやわらげ思わぬ故障も防いでくれます。
人間の足には土踏まずのようにアーチがあり、このアーチがしっかりとバランスよく働いてくれることでランニングやマラソンの動きをサポートしてくれています。
逆に、このアーチがしっかりシューズにフィットしていなければ本来の力を発揮できなくなります。足の形も人それぞれなので、自分に合ったランニングインソールを使用することでしっかりと自身の足がシューズにフィットし、本来の機能を発揮できるようになります。
これは、先ほどのアーチのフィット感ともつながってくる話なのですが、実は市販のランニングシューズでは、「ぴったりと自分の足の形にあっている」とは言えない方がほとんどです。よって、そのままランニングやトレーニングをしていてもなかなか本来の力を発揮できないのです。
インソールを取り換えるのはもちろん、インソール自体オーダーメイドでも作れるので、市販のランニングシューズでもオーダーメイドのシューズのように最大限パフォーマンスを発揮できるシューズへと生まれ変わるのです!
これまではインソールの重要性やメリットをご紹介してきましたが、では実際のインソールを選ぶ際に何を基準に選んだらいいのでしょうか?ポイントをご紹介していきます。
オーダーメイドで作られる方は問題ないかと思いますが、なかなか初めからそれはハードルが高すぎる…という方も多いかと思うので、選ぶ際の参考にしてみてください。
まず、一番重要とも言っても過言ではない『硬さ』を確認します。何回も繰り返しになってしまいますが、インソールの最も重要な働きとしては衝撃を吸収することが挙げられます。「衝撃を吸収する」というと、柔らかい方が効果的なのでは?と思う方が多いかもしれませんが、そうではありません。
ランニングやマラソンの足の動きをみると、できるだけ早く足を前へ前へ運ぶ必要があるため、着地したらすぐに地面を蹴りださなければいけません。そのため、しっかりと地面を蹴る必要があり、柔らかすぎるとうまく地面を蹴ることができなくなる可能性も有るので、なるべく固めのインソールを選ぶようにしましょう。
固めのインソールだと、インソール自体衝撃も吸収してくれますし、それ以上にばねのように足を前に出してくれる感覚になります。ただ、人によっては固いインソールが合わない方もいらっしゃるので購入の際には一度試着をするようにこころがけましょう。
衝撃吸収の次に大事なことは、先ほどもご紹介した通りアーチのサポートがしっかりしているか、というところになります。
アーチは土踏まずのように地面に設置しない部分の事を指します。本来であればこの部分がクッションの役割を補っているわけですが、足の形も人それぞれ。偏平足の方など、そもそもこのアーチがない方や少ない方もいらっしゃいます。そんな方は特にですが、たとえしっかりアーチがある方も、走り続けているとアーチが徐々になくなってきてクッション性がなくなる可能性も有るので、しっかりとインソールで補っていくことが重要です。
これも実際のお店で試着をするのをお勧めします。確認していただきたい箇所としては、試着をした際にしっかりインソールがアーチ接着しているか、というところです。隙間があるようだと、全くインソールの意味を成してないものとなってしまうので気を付けるようにしましょう。
オーダーメイドでインソールを作られる方はまず、測定器を使って左右のバランスを計測するので問題ないのですが、人間、足の長さも左右で多少の違いもあるものです。
バランスが悪い方の足側のみインソールを修正してしまうと、必ず逆側に何かしらの影響が出てくる可能性も有ります。
市販のインソールを自身で調整をするのは難しいのですが、例えば事前に足の長さが自身でわかっている場合、短い方の足に少しインソールに厚みを持たせてみるなど、少しづつ調整をしてみるのも方法としては考えられます。これは時間もかかりますし、インソールをその分購入する必要もあるためコスト面でも負担が出てきてしまうのですが、より自身にあったバランス間でランニングやマラソンを実践してみたい方はぜひチャレンジしてみてください。
自分にぴったり合ったバランスでランニングやマラソンを実践することにより、何かしらの変化を身体やタイムで感じる事ができるはずです。
今回はランニングインソールについてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
重ね重ねになってしまいますが、ランニングやマラソン時にはかなりの衝撃が足にかかります。
ランニングシューズ自体でもそれなりに衝撃を吸収することはできますが、長い期間走っている方は特にインソールを気にしないと思わぬ故障につながってしまうことが考えられます。インソールを変えること自体、衝撃の吸収、怪我の防止にもつながりますが、足を前に出してくれる力のサポートになることも大いに考えられるため、「距離をもっと走りたい!」「タイムを更新したい…」などなどお悩みを抱えている人も一度試してみるのもいいかもしれませんね。
こんにちは☆
— UP RUN実行委員会 (@UP_RUN_tw) December 3, 2024
体を動かして温まるのいいですよね(^ ^)
さて今週のアップランマラソン大会は
7日
第74回スポーツメイトラン赤羽荒川ハーフマラソン
8日
第71回UPRUN新横浜鶴見川マラソン
第69回スポーツメイトラン東大島小松川公園ハーフマラソン
まだお申込み可能☆https://t.co/Vgd4Q7k45n pic.twitter.com/AgkXpVr2KJ