COLUMN
コラム 〜マラソン豆知識〜
マラソン大会へ向けて日々トレーニングに励んでいる方の多くは、自宅の近辺で日々ランニングをしているかと思います。
ランニングを実施する場所は、大きな公園、河川敷、一般道など様々かと思いますが、山や丘陵を走る『トレイルランニング』というものをご存じでしょうか?
すでに気分転換の一環でたまにこのような場所に赴いてランニングを実施している方もいらっしゃるかと思います。このトレイルランニング、マラソンのトレーニングとしても効果的なようで様々なメリットがあると言われています。
今回はそんなトレイルランニングの魅力と効果、始めるまでの心得をご紹介していきます。
日々同じ場所でランニングしている方は、気分転換の一環で少し足を延ばしてランニングを実施してみるのもさまざまな点からおすすめですので是非参考にしてみてください。
その中でも一般的にトレイルランニングのコースとして挙げられるのが登山道、ハイキングコースです。これらでトレイルランニングを実施している方が多い傾向にあります。
どちらも山がメインになります。山の近くにお住いの方は日々のランニングコースがすでに未舗装の道路で、トレイルランニングに当てはまる方もいるかと思いますが、都心にお住いの方や、近くにこのような道路が無い方は足を延ばして行う必要があります。
始めは、ランニングをするためにわざわざ時間をかけて山まで行って実施するのは、ちょっとハードルが高い気もするのですが、一度やってしまうと日々走っているコースとはまったく違う、非現実的な箇所でランニングすることにはまってしまう方も多くいらっしゃいます。
簡単に言うと、登山やハイキングとランニングを組み合わせたようなもので、アウトドアスポーツとして人気が高いのです。
ランニングとしてトレーニングのために、趣味でトレイルランニングを実施している方もいますが、中にはフルマラソンより長い距離を走る耐久レースなども行われています。
トレイルランニングと呼ばれる前は『山岳マラソン』などと呼ばれており、時代の変化と共に『トレイルランニング』、略して『トレラン』などと呼ばれるようになってきています。
トレイルランニングを行う際に、わざわざ未舗装の道路を探してランナーの多くは山などへ行くわけですが、日々自身が行っているマラソン大会へ向けたトレーニングの事を考えると、実際にトレイルランニングを行った際の効果、メリットはあるのか気になる方もいらっしゃるかと思います。
では、実際にトレイルマラソンを行った際のメリット、効果はどのようなものがあるのか次に紹介をしていきたいと思います。
日々ランニングを行っている方はもちろん舗装がされたアスファルトの上を走っている方が多いかと思いますが、アスファルト自体非常に硬く、着地の際の衝撃から体へのダメージはとても大きいです。
それと比較するとトレイルランを行う未舗装の道路、特にハイキングコースや、登山コースは落ち葉などで覆われた柔らかい土の上を走り、もちろん走りづらいところはゆっくり歩いて進むために足への負担がアスファルトの上を走っている時よりかなり軽減されます。
また、夏場のランニングで考えると都心でランニングを行っているより気温も涼しいため体力の消費を抑えられていつもより長い距離が走れるようになります。
トレイルランを行う未舗装の登山道やハイキングコースは、舗装されている道路と比べ、走る道の起伏の変化、状況の変化がかなり激しいです。
その時々の状況に応じた体の動きを必要とし、舗装されている平地を走るときには使わない異なる筋肉を多く使うようになります。
普段使わない筋肉を、無意識のうちに使用することにより、平地で走っている時と比べさまざまな箇所の筋肉を鍛えることができる可能性があります。
使わない筋肉を鍛えられるメリットもありますが、起伏の激しい走りずらい未舗装の道を走ることにより、そのあとアスファルトの上を走ると急に走りやすくなり、ランニングフォームも改善される可能性が高いのです。
日々走っているランニングコースも、日本には四季があるためさまざまな表情を見せてくれます。しかしそれ以上に、大自然の中で走るトレイルランは、同じ季節の中でも多彩な表情を魅せてくれるのです。
また、都心でいつもランニングを行っている方は大自然の中で走ることで非日常を感じられ、いつもより長い距離、長い時間を走れるようになる方がほとんどです。
山は空気もきれいなのはもちろんですが、上級のベテランランナーになるほど、標高が高い箇所でトレイルランを行うことで低酸素状態のトレーニングも実施できるメリットもあります。心肺機能トレーニングをお考えの方にもトレイルランはおすすめです。
舗装路を走っているがどこも景観が同じで飽きてしまった、というマラソンやランニング経験者の方でも精神的な負担が少なく、新鮮な気分で走り続けることができます。
普段のランニングと違い、トレイルランニングは登山道やハイキングコースを走るためその多くは山へ入山することになります。
最近は山登り自体人気になってきており、行きやすい、登山しやすい場所も多いのですが、山への入山は基本自己責任。登山の時のような重い荷物を背負うと、走れなくなってしまうのでそこまで大げさな準備をしなくてもいいのですが、必要最低限の準備は必要になります。
最近ではバックパックやシューズはトレイルランニング用のものが発売されておりますので、初心者の方でも準備はしやすくなっています。
そのほかにも、山で走るために気候の変化も激しいので季節問わずジャケット、ウィンドブレーカーなども準備しておいた方がよいでしょう。
また、飲料水は喉が渇いた際に買うことができません。その日に自身が走る距離、時間で必要な量を準備します。重くなるからと言ってギリギリの量を準備するのではなく、余裕を持った量を準備するようにします。
気候の変化も激しいため、気づかないうちに脱水症状になっている可能性もあり、体調が壊れてもすぐに助けが来ない場合もあります。水分はこまめに多めに摂取するようにしましょう。
いざという時の簡単な食糧、怪我した際に使う救急用品などはしっかり準備するようにしてください。
実際にトレイルランを行う箇所を事前に調べ、携帯の電波は入るのか、怪我した際の連絡はどこにするのかも事前準備の一つとして忘れないように心がけましょう。
今回は、トレイルランニングについてのメリットなどを簡単にご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
日々ランニングされている方は、舗装されている道路で走っている方がほとんどかと思います。
未舗装の山道やハイキングコースを走ることで、気持ちの面でも、トレーニングの面でも、様々なメリットがあります。
なかなか近くにそのような場所が無い方の方が多いと思いますが、最近では人気になってきているトレイルランニングですので、実施できる場所が多くあります。
始めは腰の重い方が多いですが、一度行ってしまうとその魅力に取りつかれる方がほとんど!
ですが、注意点や事前準備も普段のランニング比べしっかり行わないといけませんので、苦い思い出にならないように心がけ一度チャンレンジしてみましょう!!
こんにちは☆
— UP RUN実行委員会 (@UP_RUN_tw) December 3, 2024
体を動かして温まるのいいですよね(^ ^)
さて今週のアップランマラソン大会は
7日
第74回スポーツメイトラン赤羽荒川ハーフマラソン
8日
第71回UPRUN新横浜鶴見川マラソン
第69回スポーツメイトラン東大島小松川公園ハーフマラソン
まだお申込み可能☆https://t.co/Vgd4Q7k45n pic.twitter.com/AgkXpVr2KJ