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    マラソン豆知識

    マラソンに向いている人、向いていない人の特徴とトレーニング方法とは?

    マラソンに向いている人、向いていない人の特徴とトレーニング方法とは?

    健康管理やダイエットのためにランニングを始め走ることが好きになり、そろそろマラソンに挑戦してみようかなと思っている方や、友達や同僚に誘われてマラソン大会に出場しようかなと思っている方など、マラソンを始めるきっかけは様々かと思います。

    マラソンは、長い距離を走りきる体力と精神力が求められる過酷なスポーツです。一般的には42.195キロメートルを走破する競技であり、多くの人にとっては挑戦的な目標です。

    しかし、マラソンに向いている人は、単に長い距離を走れるだけではなく、特定の特徴を持っています。

    …どんな人がマラソンに向いていて、どんな人がマラソンに向いていないのでしょうか?

    今回はマラソンに向いている人、向いていない人の特徴やトレーニング方法をご紹介していきます。今マラソンに挑戦中の方はもちろん、これからマラソンを始めようと思っている方も、自身がどちらにあてはまるのかを事前に知っておくことで効率の良いトレーニングに励めるため、ぜひ参考にしてください。

    マラソンに向いている人の特徴とトレーニング方法とは?

    今回はマラソンに向いている人と向いていない人に、どんな特徴があるのかをご紹介していきます。

    【マラソンに向いている人の特徴】

    ・強い忍耐力と精神力を持っている

    マラソンは体力だけでなく、忍耐力と精神力が最も重要な要素です。長時間にわたって一貫して高いペースで走り続ける必要があるため、辛抱強く、困難に立ち向かう意志の強さが求められます。マラソンに向いている人は、苦しい時でも諦めず、目標に向かって粘り強く努力できる人々です。

    ・適切な身体的条件が備わっている

    マラソンは高い身体的負荷を要するため、適切な身体的条件を持つことが重要です。一般的に、腰が低く、長い脚を持ち、心肺機能が優れている人々がマラソンに向いています。
    また、軽量であることも長距離走において有利に働きます。

    ・責任感と計画性がある

    マラソンは日々の継続的なトレーニングが必要です。成功するためには、責任感と計画性が欠かせません。マラソンに向いている人は、自己管理ができるだけでなく、トレーニングや休息のスケジュールを計画的に立てて実行できる人々です。

    ・負荷に耐える体力がある

    マラソンは体力を極限まで駆使する運動です。長距離を走り抜くためには、持久力が必要ですが、同時に怪我を予防するためにも適切な筋力が不可欠です。マラソンに向いている人は、負荷に耐える体力とバランスの取れた筋肉を持っています。

    ・諦めずに目標に向かう情熱がある

    マラソンは容易なものではありません。途中で諦めずに最後まで走りきるためには、目標に対する強い情熱が必要です。マラソンに向いている人は、困難に直面しても目標に向かって燃えるような情熱を持っています。

    【マラソンに向いている人の基本的なトレーニング方法】

    継続的なトレーニングマラソンに向いている人は、継続的なトレーニングを行います。定期的に走り込みを行い、体力を高めることが重要です。最初は短い距離から始め、徐々に距離を延ばしていくことで、持久力を養成します。

    ・クロス・トレーニング
    単調なマラソントレーニングだけでなく、クロス・トレーニングを取り入れることも大切です。水泳やサイクリングなど、他の有酸素運動を取り入れることで、筋肉をバランスよく発達させ、怪我のリスクを低減します。

    ・レストとリカバリー
    マラソンのトレーニングでは適切な休息とリカバリーも大切にしましょう。筋肉の回復や体力の蓄積には時間が必要です。無理なトレーニングは逆効果になることもあるので注意しましょう。

    ・メンタルトレーニング
    マラソンは体力だけでなく、精神力が重要です。メンタルトレーニングを取り入れることで、苦しい時でも諦めずに最後まで走りきることができるようになります。瞑想やポジティブな思考を身につけることが役立ちます。

    ご紹介したようにマラソンに向いている人は、体力だけでなく忍耐力、精神力、計画性、情熱を持っています。適切なトレーニングと継続的な努力によって、マラソンを成功させることができます。しかし、何よりも大切なのは自身の限界を信じずに挑戦し続けることです。

    マラソンに向いていない人の特徴とトレーニング方法とは?

    ここまでは、マラソンに向いている人の特徴とトレーニング方法をご紹介しましたが、次にマラソンに向いていない人の特徴をご紹介します。マラソンは多くの人にとって挑戦的なスポーツであり、向き不向きがあると言えますが、自身の弱みを理解してトレーニングを行う事で改善することも大いにあるので参考にしてみてください。

    【マラソンに向いていない人の特徴】

    ・低い持久力と体力

    マラソンは長い距離を走り抜く過酷な競技であり、高い持久力と体力が必要です。持久力が低く、短距離の運動に適している人は、長距離走に向いていない可能性があります。

    ・忍耐力や精神力の欠如

    マラソンは身体的な挑戦だけでなく、精神的な困難にも直面します。辛抱強さやストレスに対する耐性が乏しい人は、マラソンに取り組むのが難しいかもしれません。

    ・重大な健康上の問題がある

    マラソンは過酷な運動であり、心臓や呼吸器系などの重大な健康上の問題がある人にとっては危険を伴う場合があります。医師の診断を受けずに挑戦するのは避けるべきです。

    ・突然の運動開始

    マラソンは十分なトレーニングや準備をしないまま突然挑戦すると、怪我や体調不良のリスクが高まります。無理な負荷をかけることは身体にとって逆効果となる場合があります。

    ・偏った体力の発達

    特定の部位だけが発達していて、全身のバランスが取れていない場合もマラソンに向いていないと言えます。マラソンは全身の筋力が必要とされるため、トレーニングは全身をカバーする必要があります。

    【マラソンに向いていない人が行うべきトレーニング方法】

    ・ウォーキングとジョギングの組み合わせ
    マラソンが苦手な人は、最初はウォーキングとジョギングを組み合わせたトレーニングから始めることがおすすめです。ウォーキングで体を慣らし、徐々にジョギングの時間を増やしていくことで、体に負担をかけずに持久力を徐々に高めることができます。

    最初は1分ウォーキングと1分ジョギングの交互に行い、慣れてきたらウォーキングの時間を減らしてジョギングの時間を増やしていきましょう。

    ・インターバルトレーニング
    マラソンに慣れていない人でも、インターバルトレーニングを取り入れることで効果的にスタミナを向上させることができます。インターバルトレーニングは短い距離を高い速度で走り、その後にリカバリーを取るトレーニング法です。例えば、200mや400mのスプリントを行い、その後に軽いジョギングやウォーキングを行うと効果的です。徐々に距離や速度を増加させていくことで、持久力とスピードの向上につながります。

    ・クロス・トレーニング
    マラソンが苦手な人にとっても、他の有酸素運動や筋力トレーニングを行うことは大切です。クロス・トレーニングは、マラソンの疲労を軽減し、全身の筋力をバランスよく発達させる助けとなります。水泳、サイクリング、エリプティカルマシンなど、負荷のかかるクロス・トレーニングを週に数回取り入れてみましょう。

    ・長距離ランニングの徐々の増加
    マラソンが苦手な人は、焦らずに徐々に距離を増やす長距離ランニングを行うことが重要です。無理な負荷をかけず、体に適度な負荷を与えることで怪我のリスクを低減できます。最初は数キロメートルから始め、週ごとに少しずつ距離を増やしていくことで、持久力を向上させることができます。

    ・メンタルトレーニング
    マラソンが向いている人も同じですが、マラソンは体力だけでなく精神力も重要な要素です。

    マラソンが苦手な人は、メンタルトレーニングを取り入れることで精神的な強さを養うことができます。瞑想や集中力を養うトレーニングを行い、マラソンへの意欲を高めることで、自信を持って挑戦することができるでしょう。

    マラソンが苦手な人でも、焦らずに適切なトレーニングを続けることで持久力とスタミナを向上させることができます。ウォーキングとジョギングの組み合わせから始め、インターバルトレーニングやクロス・トレーニングを取り入れることで効果的に体力を向上させましょう。

    また、メンタルトレーニングを行い精神的な強さを養うことも重要です。常に自分のペースでトレーニングを進めることで、マラソンへの取り組みを楽しみながら成功に導くことができるでしょう。

    まとめ

    今回はマラソンが向いてる人、向いていない人の特徴と行うべきトレーニング方法をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?

    向いている方はトレーニングに励めばより飛躍できると思いますが、向いていない人は自身の弱みをしっかり理解したうえでトレーニングに励めば飛躍できます。

    今マラソンに挑戦中の方も、これから始めようと思っている方も自身がどちらにあてはまるのかぜひ参考にしてみてくださいね。

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