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    マラソン豆知識

    マラソンやランニング後や最中に急激に眠くなる?その原因とは??

    マラソンやランニング後や最中に急激に眠くなる?その原因とは??

    日々マラソン大会に向けてトレーニングやランニングを行っている方の中には、ランニングやトレーニング終了後急激に眠気が襲ってきてしまう方がいらっしゃるのではないでしょうか?中にはマラソン大会の最中に眠くなってしまった方もいらっしゃると思います。

    なぜ、マラソンやランニングにかかわらず体を動かすと急激な眠気が襲ってくるのでしょうか?

    朝ランをしている方は日々この睡魔と闘いながら出勤や登校をしている方もいらっしゃるのかと思います。
    今回はそんな、マラソンやランニングに襲ってくる眠気についてご紹介していきます。

    また、眠くなってしまった時の対処法もご紹介していくのでこんなお悩みがある方は是非参考してみてください。

    なぜ、ランニングやマラソン後、最中にねむくなるのか?

    まずはなぜランニングやマラソン後、または最中に眠くなってしまうのか原因をご紹介していきます。

    寝不足が原因になっている

    朝ランニングをしている方で睡魔に悩まされている方は、特に寝不足が原因として挙げられます。

    朝ランは仕事や家事、学校へ行く前に朝早く起きてランニングをする時間を作っている方が多いかと思います。その分早起きをしているわけですから寝不足になりがちです。

    大事なのは睡眠時間です。朝ランニングをする前日はその分早く寝ていれば問題ありませんが、たまに早く寝たところで普段睡眠不足の場合、睡眠不足を補うために早く寝た分長く寝たいと脳は考えてしまいます。無理やり早く起きても結果同じなので普段から規則正しい生活リズムとしっかりとした睡眠をとることが大変重要になってきます。

    ランニング、マラソン時の空腹による低血糖

    ランニングやマラソンを走る前に何も食べないか、少ししか食べないまま走っていませんか?空腹の状態のまま走っていると低血糖を起こしている可能性が非常に高いです。その為、低血糖が原因で睡魔に襲われてしまっている事が考えられます。

    ランニングやマラソンは、体内の糖質をエネルギー源にしている為、空腹では体内にエネルギー源がない状態のため低血糖に陥る可能性があります。
    この空腹による低血糖の状態において、眠気が起こることが考えられます。

    ランニングやマラソン後も同じです。エネルギーを使い切ってしまえば低血糖になるのでこまめな栄養補給がランニングやマラソンの最中ででも必要になってきます。

    体温の上昇、低下による眠気

    ランニングやマラソンで体温が急上昇したのちに体温が下がっていくことで眠気を感じる事があります。例えば、お風呂上りやサウナに入った後に身体がボーとして生きて眠くなることはありませんでしょうか?

    それと同じように人間の身体は、一度体温が上昇した後に体温が下がってくると自然と睡魔に襲われるように作られています。
    もちろん個人差はありますがこのように体温の上昇、低下にて眠くなってしまう人の方が傾向的には多いと思われます。

    また、交感神経から副交感神経へ切り替わるタイミングで眠気が引き起こされている可能性も考えられます。運動などの活動を支える交感神経と、睡眠などのリラックスを司る副交感神経、この二つの自律神経でコントロールされている為、ランニング、マラソン後に副交感神経に切り替わるタイミングで眠気が引き起こされている事も考えられます。

    成長ホルモンの影響による眠気

    こちらは特に個人差はありますがランニングやマラソンで上昇した体内血中の乳酸濃度がペプチドホルモンといわれる成長ホルモンの分泌を促進します。

    本当であれば、成長ホルモンは睡眠時に分泌されるもので、このホルモンが分泌されることでしっかり睡眠ができるようになるものなのですが、体温が上昇することにより成長ホルモンの分泌を促し眠気が生じることも考えられます。

    マラソンやランニングは走るという単純なスポーツですが、身体を酷使するスポーツな為、壊れた筋組織を修復するためにエネルギーを蓄えるため、人間の脳が休息が必要だと判断し眠くなることが一番の理由かと思います。

    ただ、特に朝ランをしている方、マラソン後に何か予定があってねられない人も多いはず、、、

    そんな方の為に次にランニング後やマラソン後に眠気を解消する方法をご紹介していきます。
    すでに睡魔に悩まされている方は実践している方もいらっしゃるかと思いますが、是非参考にしてみてください。

    ランニングやマラソン後の眠気を解消する予防策とは?

    朝ランニングをする方は生活リズムを改善して、ランニングする分の睡眠を確保

    冒頭にも少しお話ししましたが、朝本来であれば睡眠している時間帯にランニングをしている方は、その分の睡眠時間をしっかり確保するようにしましょう。

    ここで大切なのは、ランニングをする前日だけではなくしっかり習慣化して生活リズムを朝ランニングに合わせて改善することです。

    一週間のうち数回朝ランする分の睡眠を作る形だとあまり意味ない可能性も有るので、朝ランをしない日でも、本来朝ランをする時間に起床し活動するようにしましょう。
    よってその分の睡眠を確保しなければいけないので早めに寝るように心がけましょう。

    ランニング、マラソンの前後にしっかり栄養補給をする

    原因でもお伝えしましたが、空腹の状態だとエネルギー源が無い為低血糖になってしまう可能性が非常に高くなります。

    ですが、身体を動かす前に普段と変わらないメニューの食事をしてしまうと腹痛を引き起こす可能性も有るため、バナナやおにぎり、エネルギーゼリーなどを目安としてはランニングやマラソンの30分前までに済ますようにしましょう。

    走る前も重要もですが、ランニングやマラソンで走った後は普通に食事をとっても問題ないのでしっかり食事をとるようにしましょう。

    コーヒーや紅茶を飲んでカフェインを摂取する

    個人差はありますが、カフェインは脳を覚醒させることで、眠気を解消する効果があります。
    その為、コーヒーや紅茶を飲んで眠気を吹き飛ばす事もおすすめなのですが、ランニングやマラソン直後に摂取するのは少し危険です。

    というのも、カフェインには利尿作用があるためです。

    ランニング、マラソン後は体内の水分が汗で失われている状態です。この状態で利尿作用があるカフェインを摂取してしまうと脱水症状になってしまう可能性があるので、カフェインを含まないものでまずはしっかり水分を摂取するようにし、眠気を感じてきたら飲むように気をつけしょう。

    お昼ご飯は食べすぎないようにしましょう

    こちらはマラソンより、お仕事や学校、家事の前にランニングを行っている方に言えることですが、お昼ご飯を食べすぎないようにすることです。お昼ご飯後の時間帯は最も眠気を感じやすく、この時間帯にお腹が満たされていることでかなり眠気を感じやすくなります。

    物を食べると胃が活発になり、脳の働きが低下する為眠くなってしまうので、お昼もなるべく消化によいものを選んで食べるようにしましょう。
    食べすぎず腹八分目のとどめておくことが大切です。

    まとめ

    今回はランニングやマラソン後に眠くってしまう原因と予防策をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?

    原因は皆さん共通するものが挙げられると思いますが、予防策はみなさんそれぞれかと思います。走るということはそれだけ体力を使う事なのでベースとなる生活習慣をまず見直す事がまずは重要かと思います。

    しっかり自身の生活リズムを見つめなおし気持ちよくランニング、マラソンを行うようにしましょう。

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