COLUMN
コラム 〜マラソン豆知識〜
日々マラソン大会に向けてトレーニングに励んでいるランナーの皆さんの中には、マラソン大会のレース中やトレーニングの際にもエナジージェルを摂取しているランナーの方も多いのではないでしょうか?
マラソンは身体と精神にとって大きな挑戦で、その中で重要なのが、エネルギー補給の方法です。
長時間走り続ける中で、体力や集中力が途切れる瞬間を経験したことはありませんか?その原因は、体内のエネルギーが不足していることが多いのです。この問題を解決し、最後まで力強く走り切るためのサポートアイテムがエナジージェルです。
エナジージェルは、多くのランナーにとって欠かせない補給食品として知られています。
しかし、「どれを選べばいいのか分からない」「摂取するタイミングや量が分からない」という悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
今回は、そんなエナジージェルの効果や選び方、注意事項について詳しくご紹介していきます。エナジージェルをより効果的に活用し、マラソンの目標達成に近づける可能性もあります。
今摂取されている、これから摂取しようと考えているランナーの方は是非参考にしてみてください。
今回はエナジージェルについて詳しくご紹介しますが、エナジージェルは、マラソンやランニング中に効率よくエネルギーを補給するための食品となります。
まず先に、その主な効果をご紹介していきます。
・エネルギーの迅速な補給
エナジージェルには主に炭水化物が含まれており、体内で素早く分解されエネルギーとして利用されます。特にマラソンのような長時間の運動では、体内のグリコーゲンが徐々に消費されるため、エナジージェルはその補填に役立ちます。
・疲労感の軽減
長時間の運動では血糖値が低下し、疲労や集中力の低下を引き起こします。エナジージェルを摂取することで血糖値を維持し、疲労感を軽減する効果が期待できます。
・筋肉のけいれん防止
一部のエナジージェルには、ナトリウムやカリウムなどの電解質が含まれています。これらは汗で失われるミネラルを補い、筋肉のけいれんを防ぐ役割を果たします。
・回復力の向上
エナジージェルには、回復をサポートする成分が含まれている場合もあります。特にBCAA(分岐鎖アミノ酸)を含む製品は、運動後の筋肉修復を助け、疲労感を軽減します。
ここまではエナジージェルの主な効果についてご紹介しましたが、実際にどのような視点でエナジージェルを選んだらよいのでしょうか?
エナジージェルの種類は多岐にわたり、選ぶ際のポイントを次にご紹介していきます。
・炭水化物の種類
エナジージェルに含まれる炭水化物は、主にブドウ糖、果糖、マルトデキストリンなどです。それぞれ吸収速度が異なるため、複数の炭水化物を含む製品を選ぶと持続的なエネルギー補給が可能です。
・カフェインの有無
カフェイン入りのエナジージェルは、集中力を高めたり、疲労感を軽減したりする効果があります。しかし、カフェインに敏感な人は注意が必要です。
・味と食感
味や食感は好みがわかれる部分です。自分が飲みやすいと感じるものを選ぶことで、摂取時のストレスを軽減できます。
・電解質の含有量
長時間走る際には、汗で失われる電解質を補うために、ナトリウムやカリウムを含む製品がおすすめです。
・エネルギー量と持続時間
製品ごとに1パックあたりのエネルギー量が異なるため、走行距離や時間に応じて適切なものを選びましょう。短時間のレースでは軽量タイプ、長距離では高エネルギータイプが適しています。
・個包装の使いやすさ
ランニング中に摂取するため、持ち運びやすさや開封のしやすさも重要なポイントです。
ここまでは効果と選ぶ際のポイントをご紹介しました。
エナジージェルの効果を最大限に活かすためには、適切なタイミングで摂取することが重要です。
どのタイミングで摂取したら最大限に効果を引き出せるのか。摂取するベストなタイミングをご紹介していきます。
・レース前
スタート30分前に1つ摂取することで、初期のエネルギー不足を防ぎます。
・レース中
一般的に30–45分ごとに1つ摂取するのが理想です。ただし、個人差や体感に応じて調整が必要です。
・レース後
レース後は消耗したエネルギーを補充し、回復を早めるためにエナジージェルを摂取するのも効果的です。
・水分との併用
エナジージェルは濃縮された形状で提供されるため、水分と一緒に摂取することが推奨されます。これにより、胃腸への負担を軽減できます。
・温度や環境に合わせた調整
寒い日や暑い日ではエネルギー消費が異なるため、環境に応じて摂取タイミングや量を調整することが必要です。
ここまではエナジージェルの様々な視点からご紹介しましたが、摂取する際の注意点もあります。
エナジージェルを使用する際には、以下の点に注意しましょう。
・初めての使用は練習で試す
本番で初めてエナジージェルを試すのは避けましょう。練習中に使用し、自分の身体に合うか確認することが重要です。
・過剰摂取のリスク
エナジージェルの摂りすぎは、胃腸の不調を引き起こすことがあります。製品の推奨摂取量を守りましょう。
・アレルギー成分の確認
エナジージェルに含まれる成分にアレルギーがある場合があります。購入前にラベルをよく確認しましょう。
・使用期限の確認
古いエナジージェルは味や効果が劣化している可能性があります。使用期限を必ずチェックしてください。
・保存場所
エナジージェルは直射日光や高温多湿を避けて保管することで、品質を保つことができます。
今回はエナジージェルについて詳しくご紹介してきましたが、エナジージェル以外にも、エネルギー補給に適した食品はあります。それぞれの特徴を理解し、自分に合った方法を選ぶと良いでしょう。
・エナジーバー
エナジーバーは、噛み応えがあり満腹感が得られるのが特徴です。しかし、消化に時間がかかるため、短時間でエネルギーが必要な場合には向きません。
・ドリンクタイプの補給食品
エネルギードリンクは、水分補給とエネルギー補給を同時に行える利点があります。特に暑い日のレースでは効果的です。
・天然食品(バナナ、ドライフルーツなど)
これらは自然由来のエネルギー源として人気ですが、携帯性や即効性ではエナジージェルに劣る場合があります。
・チューイングタイプの補給食品
最近では、ガムやグミ状のエネルギー補給食品も人気です。これらは咀嚼が必要ですが、持ち運びが簡単で味のバリエーションも豊富です。
今回はマラソンやランニングにおけるエナジージェルについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
エナジージェルは、マラソン中のエネルギー補給において非常に有用なアイテムです。
あなたが目指すのは、完走でしょうか。それとも、自己記録の更新でしょうか?
その目標を達成するためには、適切なエネルギー補給が欠かせません。
適切な製品を選び、正しいタイミングと方法で摂取することで、パフォーマンス向上や疲労軽減が期待できます。しかし、どんなに優れた製品であっても個人差があります。だからこそ、練習で試し、自分の身体と相性の良いものを見つけることが成功のカギです。
エナジージェルを上手に活用し、マラソンやランニングをさらに楽しいものにしましょう!
おはようございます
— UP RUN実行委員会 (@UP_RUN_tw) February 3, 2025
昨日は節分の日、恵方巻食べましたか?
よい一年をお過ごし下さい
さて今週のアップランマラソン大会は
8日
第73回UPRUN新横浜鶴見川マラソン
第167回スポーツメイトラン皇居マラソン
9日
第73回UPRUN市川江戸川ハーフマラソン
第34回スポーツメイトラン府中多摩川風の道マラソン pic.twitter.com/dEgeaUTzi8