COLUMN
コラム 〜マラソン豆知識〜
マラソン大会に向けて日々トレーニングを行っているランナーの皆さんの中には、これから初めてのマラソン大会に参加するというランナーの方もいらっしゃるかと思います。準備物や、体調の管理など様々な心配事がある中で、その一つにマラソン大会のトイレ事情ってどうなっているのだろうと不安になる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
レース前にはどのくらい前にトイレに行っておけばいいのだろうか?レース中にトイレに行きたくなったらどうすればいいの?マラソン大会だからと言って自然の摂理に逆らうことはできません。
マラソン大会で最高のパフォーマンスを発揮するためには、トイレ対策が欠かせません。
多くのランナーが経験する共通の悩みであり、適切な準備をすることで安心してレースに臨むことができます。今回はそんなマラソン大会におけるトイレ事情についてご紹介していきます。これからマラソン大会に初めて参加する方はもちろんですが、何度かマラソン大会に参加してことがある方でも毎回同じ会場とは限らないので是非参考にしてみてください。
今回は初めてマラソン大会に参加されるランナーや、何度かマラソン大会に出場したことがあるランナー向けにマラソン大会のトイレ事情についてご紹介しますが、まずはマラソン大会のトイレ事情はどうなっているのかご紹介します。
もちろん参加するマラソン大会に毎でトイレの位置などは様々なので、詳しくは参加するマラソン大会の詳細を確認する必要がありますが、ある程度どの大会でもトイレ事情の大枠を知っておけば問題ないと思いますので参考にしてみてください。
【マラソン大会のトイレ事情】
・スタート前のトイレ
スタート地点には多くの仮設トイレが設置されますが、数千人規模の大会では、特にスタート前の時間帯に混雑が予想されます。
多くのランナーがスタート前にトイレを利用するため、早めにスタート地点に到着し、余裕を持ってトイレを済ませることが重要です。
・コース上のトイレ
大規模なマラソン大会では、コース上にも定期的に仮設トイレが設置されています。一般的に、5kmごとや給水所ごとに設置されることが多いです。事前にコースマップを確認し、トイレの位置を把握しておくと安心です。
・ゴール後のトイレ
ゴール地点にも仮設トイレが設置されていますが、ゴール後は疲労感からトイレに行きたくなるランナーが多いため、こちらも混雑することがあります。
今回はマラソン大会におけるトイレ事情についてご紹介していますが、マラソン大会で最高のパフォーマンスを発揮するためには、トイレ対策が欠かせません。
多くのランナーが経験する共通の悩みであり、適切な準備をすることで安心してレースに臨むことができます。次に効果的なトイレ対策をご紹介していきます。
日々のトレーニングでレース当日と同じ食事や水分摂取を試み、自分の体がどのように反応するかを確認します。これにより、体調を整え、本番での不安を減らすことができます。
・食事と水分補給の計画
レース前日は、消化の良い食事を心がけ、特に繊維質の多い食品は避けるようにします。
水分補給も重要ですが、大会前日の夜は水分摂取を控えめにして、夜中のトイレを防ぎます。レース当日の朝は、起床後すぐに水を飲み、レース開始の2〜3時間前には朝食を済ませておくと良いでしょう。
・早めの起床とトイレ利用
レース当日は、早めに起きてトイレに行く時間を確保しましょう。レース開始直前はトイ
レが混雑することが多いため、余裕を持って行動することが大切です。
・スタート前のトイレ利用
スタート前に必ずトイレを済ませておきます。混雑を避けるために、スタートの1時間以上前にトイレを利用するのが理想的です。さらに、スタート直前にももう一度トイレに行っておくと安心です。
・ウォームアップ中のトイレ位置確認
ウォームアップの際に、スタート地点やコース上のトイレの位置を確認しておきましょう。これにより、緊急時にどこに行けばよいかを事前に把握できます。
・コース上のトイレ位置の確認
事前にコースマップを確認し、どこにトイレが設置されているかを把握しておきます。特に長距離の場合は、どの地点でトイレに行くかを計画しておくことが重要です。
・自然に立ち寄る習慣
トイレに行きたくなったら無理をせず、早めに立ち寄りましょう。我慢しすぎるとパフォーマンスに悪影響を及ぼすだけでなく、体調を崩す原因にもなります。
・携帯トイレの利用
一部のランナーは携帯トイレを持参します。特にコース上のトイレが限られている場合や混雑が予想される場合には、緊急時に役立ちます。
・緊張の緩和
レース前の緊張を和らげるために、深呼吸や軽いストレッチを行いましょう。緊張はトイレの必要性を増すことがあるため、リラックスすることが大切です。
・レース前のルーチン化
トイレを含む準備作業をルーチン化しておくと、安心感が増します。毎回同じ手順を踏むことで、レース前の不安を軽減できます。
その他
・余裕を持ったスケジュール
トイレの時間を見込んで、スタート前のスケジュールに余裕を持たせましょう。余裕があると、焦ることなく準備を進めることができます。
・経験者のアドバイスを参考にする
経験豊富なランナーからのアドバイスを受けることで、自分に合った対策を見つけることができます。大会によってトイレ事情は異なるため、事前に情報を集めておくと良いでしょう。
以上の対策を実践することで、マラソン大会中のトイレの心配を減らし、最高のパフォーマンスを発揮することができます。準備を万全にして、レースを楽しみましょう!
ここまではマラソン大会のトイレ事情と対策についてご紹介しましたが、トイレの行きたくならないように水分を取らなければいいのでは?なんて思ってしまうランナーの方も中にはいらっしゃるかもしれませんが危険なのでやめておきましょう。
また、飲みすぎも良くないので適切な量を摂取しておくことをお勧めいたします。最後にスタート前までにどのくらいの水分を補給しておくべきなのでしょうか。
身体の大きさなど個人差もあるので、あくまで参考としてご紹介いたします。
・前日からの準備
レース前日は、水分を適切に摂取して体内の水分バランスを整えておきます。スポーツドリンクや水をこまめに摂取し、アルコールやカフェインなどの利尿作用のある飲み物は控えるようにします。
・レース当日の朝
レース開始の3〜4時間前に約500〜600mlの水またはスポーツドリンクを摂取します。これにより、体が必要な水分を吸収し、余分な水分は排尿によって排出されます。
・スタートの1〜2時間前
レースの1〜2時間前には、約200〜300mlの水またはスポーツドリンクを摂取します。このタイミングでの水分補給は、体内の水分バランスを維持するのに役立ちます。
・スタート直前
スタートの15〜30分前に、約150〜200mlの水またはスポーツドリンクを摂取します。これにより、体が十分に水分を保った状態でレースを開始できます。
※注意点※
・適度な量を守る
一度に大量の水分を摂取すると、胃に不快感を与えたり、レース中に頻繁にトイレに行きたくなったりする可能性があります。こまめに適量を摂取することが大切です。
・スポーツドリンクの活用
スポーツドリンクには電解質が含まれており、ナトリウムやカリウムなどのミネラルの補給ができます。これにより、汗で失われる電解質を補い、脱水症状や筋肉の痙攣を防ぐことができます。
・体の反応を確認する
個人差がありますので、トレーニング中に自分の体がどのくらいの水分補給が適切かを確認しておきましょう。練習中に同じ水分補給スケジュールを試して、本番に向けて調整します。
まとめるとマラソンのスタート前の水分補給は、以下のステップに従って行うと効果的です。
1 レース前日にこまめに水分補給を行う。
2 レース開始の3〜4時間前に500〜600mlの水またはスポーツドリンクを摂取。
3 スタートの1〜2時間前に200〜300mlの水またはスポーツドリンクを摂取。
4 スタートの15〜30分前に150〜200mlの水またはスポーツドリンクを摂取。
これらのガイドラインを守ることで、体内の水分バランスを適切に維持し、最高のパフォーマンスを発揮する準備が整います。
今回はマラソン大会のトイレ事情についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
どうしてもレース前などは過剰な水分を摂取してしまいがちで、走っていてもトイレに行きたくなることは少なくありません。
自然の摂理なので、我慢してしまうとパフォーマンスを最大限に発揮できない可能性もあります。
マラソン大会におけるトイレ事情の把握や対策をしっかり行っておくことで最大限のパフォーマンスを発揮できるようになるでしょう。
こんにちは(^^)
— UP RUN実行委員会 (@UP_RUN_tw) November 18, 2024
今日は運動したくなる程冷えますね...
お風邪にお気をつけください
さて今週のアップランマラソン大会は
23日
第196回UP RUN皇居マラソン
第73回ポーツメイトラン赤羽荒川ハーフマラソン
24日
2024渡良瀬遊水地オータムマラソン
まだまだお申込み可能☆https://t.co/Vgd4Q7k45n pic.twitter.com/clK6XDfA9R